学生ローンUNCHIKUは、学生ローンの一般常識や雑学など、利用検討者の為のサポートサイトである。
専業社や比較サイトなどのような、営業を目的としたものではない。
また、金利やサービス内容などを一般論で比較しゅることはあるかもしれないが、あくまでも参照の為の情報として捉えて頂きたい。
個々の業者等を一方的に売り煽るものではなく、また、個別の案件に対して具現はするが保障をするものではない。
あくまでも、最終的な学生ローン業者の選択は、自己責任でお願いしたい。
●学生ローンの歴史
そのネーミングが示す通り、学生しか申し込みをする事が出来ない特殊な貸金業者である。
1970年代に高田馬場で第1号店がOPENし、その後同地区において派生した。
最盛期には20社を超える専業者が存在したが、上限金利の規制や過払い金返還請求などの問題が深刻化し、次第にその数は減少していった。
2014年3付現在、その数は10社と半減した。
マイライフ、鎌倉、本田チヨ、オシャレ、ラビッツ、ガクユー(現在はユアーズ)等が戦線離脱をしていった。
本田チヨはバックにマキコーポレーション、ガクユーはユアーズである。
いずれも中堅貸金業者で体力的には問題ないと思われていたが以外だった。
ラビッツはマルイ・ベル系列で、これは経営不振というよりは採算性の問題で閉めたものと思われる。
●ネーミング
今では学生ローンという言葉は、学生の間では一般的に通じる呼称だが、実は広辞苑にものっていない造語である。
OPEN当初は「学生キャッシング」と併用して使われていたが、ゴロ的な問題と看板に「学生ローン」が使われるようになり、次第に定着していった。
学生の間では、「学ロン」と呼ばれている。
●利用条件
基本20才以上の4年生大学や短大、大学院、予備校、専門学校に在籍する者に限定されるが、一部条件付で18才以上の未成年でも借りられる場合がある。
また、学生時代に利用があれば、卒業後も継続して利用でき、完済後の再契約なども可能。
尚、以前は「学生証1枚で手軽に・・」というキャッチフレーズが流行したが、現在では法律上学生証1枚で借りることはできない。
学生証の他、免許証か保険証は必須となる。
●金利
学生ローンの平均的な金利は、年17.0%ほどである。
アコムやレイク、プロミスといった大手と比較しても1%ほど安い
●利用限度額
利用限度額上限は、1万円~50万円
ただし、年収額や他社借入状況等、審査によって決定されるので、一概には言えない。
初回の上限は、ほとんどの場合で20万円~30万円と見ておいた方が良い
●おすすめの学生ローン
学生ローンにもいろいろあるが、金利や利便性など総合的に比較してカレッヂがおすすめだ。
同社はセブン銀行ATMと提携しており、全国のセブン銀行ATMでキャッシングや返済ができる。
また、同社ホームページでは残高照会も可能で、これも同業他社には一部を除いてない機能である。
カレッヂ公式サイト
学生ローンのカレッヂ | 低金利・即日融資
●加盟信用情報機関
学生ローンのほぼ全ては、日本信用情報機構(JICC)に加盟する。
信用情報は氏名や生年月日等、個人を特定する情報のことを指すが、利用者の借入金額や返済状況等を管理するのが主な役割となる。
基本的に氏名・生年月日・電話番号の3点一致で同一人物情報として扱われるが、2点一致の場合は「類似情報」として結び付けられる。
結び付けられた情報は、必ずしも同一人物とは限らず、別人かどうかの判断は貸金業者の裁量で判断される。
例えば、同姓同名・同生年月日というケースが考えられる。
この場合、漢字氏名や住所等、その他免許証番号や保険証番号等の補足情報で判断する事になり、名寄せがうまくいかないケースはめったにない。
しかし、稀に別人同士が結び付けられてしまうケースがないわけではない。
多くの人がこの信用情報に登録されることを不安視する声があるが、その根拠は就職先などに情報が漏れないかを心配するものである。
しかし、情報取得には本人の同意が必要な上、貸金業者以外は取得できないことから、心配は無用といえる。
貸金業者が信用情報を取得・登録する目的は、過剰貸し付けの防止と総量規制の厳守であり、あくまでも与信判断の目的でしか使用されない。
注意点として、長期延滞には十分気を付ける必要がある。
いわゆる「ブラック」と呼ばれる延滞情報の登録要件は91日以上の延滞だが、それ未満の実質的な延滞も実は貸金業者は把握する事ができる。
そのため、延滞が繰り返されるようだと、今後の与信に影響を及ぼしかねない。
クレジットカードの作成などにも影響しかねないので、注意する必要がある。